2017年1月13日

#11 混乱する単語 Raise と Rise

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【英語リスニング・チャレンジ #11】
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本日の動画は、simple English Videos さんからです。

動画に出てくるお二人は、フィラデルフィア在住の、アメリカ人の Jay さんとイギリス人の Vicki さんのカップルです。

ですので、アメリカとイギリスでは英語に違いがあることを動画の中でも取り入れていて、とても勉強になります。

ユーモアを入れて楽しい動画になっているので、映像制作の人がいるのかと思ったら、ほとんど二人で作られているそうです。

プロフィールを見ると、Vicki さんは英語の先生で、Jay さんは TV のリポーターだったり制作だったりと映像関係の方のようで、こんな映像が作れるのも納得です。

今回の動画は、私達が混乱する、"raise""rise" を説明しています。

どちらも「上に動く」という意味では一緒ですが、

"raise" は、「~を上げる」と、目的語 (direct object)が必要です。

これは、他動詞 (transitive verb) ですね。

そして規則的に活用する規則動詞 (regular verb)です。

raise   /reɪz/ 
raised   /reɪzd/
raised   /reɪzd/

それに対して、"rise" は、「それ自身で上げる」ということで、目的語をとりません。

これは自動詞 (intransitive verb) で、不規則に活用する不規則動詞です。

rise   /raɪz/
rose   /rəʊz/ 
risen   /ˈrɪzn/

ですが、

これらの違いを理解していても、いざそれを言うというは結構混乱します。

私はその混乱を除くのに、

"sunrise"

"raise money"
"raise hand"

をいつも頭に置いています。

"sunrise" は、「日の出」、

"raise money" 「お金を募る」
"raise hand" 「手をあ上げる」

です。

"rise" "raise" か迷った時は、これを思い出します。

動画のオープニングでは、、

Vicki will rise into the air.
She's rising.  (She is rising)
She's risen.  (She has risen)
She rose.

I used my magic powers to raise you into the air.

と紹介しています。

動画に出てくる他の例は、

"raise"
raise our eyebrows.
raise our glasses.
The government is launching a campaign to raise awareness of internet security.
raise a question.
raise concerns.
raise children.

"rise"
Temperatures rise.
Pressure rises.
Balloons rise into the air.

また、

英語では、動詞が名詞の役割を持つものも少なくありません。

今回の "raise"  "rise" も名詞の意味を持っています。

動画では、アメリカとイギリスでは違いがあると言っています。

「昇給」という意味で、

アメリカは、"a (pay) raise"
イギリスが、"a (pay) rise"

I'm getting a (pay) raise this month.
「今月昇給があります」

I'm always get a pay rise in September.
「私はいつも9月に昇給があります」

です。


では、下の動画をクリックして、お二人の説明をお聞き下さい。




ご質問等ございましたら下のコメント欄にご記入下さい。(^^)

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